１７８９年、三部会が召集された。
僧侶代表約３００人、貴族代表約３００人、平民代表約６００人が集まった。この討議により、国民議会が成立し絶対王政から立憲本位を目指すこととなる。
ルイ１６世の議会とパリ市民に対する警戒が高まり､
武力弾圧が間近に迫っていた。

ついにパリ市民の暴動が始まり､
激しい砲撃戦と銃撃戦が展開された。
そして、城内の劣性が、国王を見捨てて国外へ逃亡する貴族が続出させる。
ルイ１６世はやむなく軍隊の撤退を指示し、市民との和解をみることとなった。
国王逃亡事件によって、
国民の国王ルイ１６世への信頼は完全に失墜することになる。
そして、ルイ１６世の処刑が決定し、1793年決行された。

その後、ロベスピエールの独裁政治がしばらく続くも、
反対の声が多く改革は思うように進まなかった。

ロベスピエールが失脚し、「総統府」が誕生した。
総統府は、共和制を規定し
、財産選挙を復活させる共和国３年の憲法を制定した。
　
26歳で政府の守備を担ったナポレオンは、王党派のクーデターを防いだ。
だがこことが、政権と軍の力量を暴露してしまうこととなった。

さらに、１さまざまなクーデターが露出し、
フランスに再び国難が降りかかってきたが､
もはや総統政府では、まともに対応できる状況ではなかった。
情勢の不安定さは、独裁者登場を意味する。

10年続いたフランス革命は、ここに終った。