１８世紀、フランスでおきた大規模な市民大革命。
近代市民社会の礎を築いた。
フランスが市民のための国として生まれ変わるまで、
実に１０年の歳月を必要とした。

当時､絶対君主国であったフランスは、
アンシャン・レジーム（旧体制）のなかで、
市民はさまざまな不満や苦しみを抱えており、
ゆっくりと爆発に向けて進行していた。

そんななか、ヨーロッパにおいて強国であるフランスと手を結んだのが、
オーストラリアであった。
ルイ１６世はマリー・アントワネットと結婚する。

この結婚によって、「フランス＆オーストリアＶＳイギリス＆プロイセン」
という戦線の図式ができあがった。

この頃の世界においては､イギリスでは産業革命、
アメリカの独立と大きな動きがあった。
フランス革命もこれらの影響を受けることとなる。

フランスは、アメリカの独立戦争に際し、支援する。
アメリカは独立を勝ち取ったとき、
フランスは２０億ルーブルもの支援をしていた。
このことと宮廷での浪費が重なり、
フランスはひどい財政難に陥っていた。

その一方で、市民たちは社会体制に対する不満をますます募らせていく。

ルイ１６世が即位し、農政学者チュルゴーが財政改革を任されることになった。
チュルゴーは、資本主義的な姿勢を貫こうとしたが、
農民までもが反対し、試みは失敗に終わる。

根本的な改革を求め、さまざまな試みがなされるも、
ことごとく特権階級によってつぶされるのであった。

そしてついに､高等法院は『三部会』の召集をかけることになる。
僧侶・貴族・平民の３つの身分の代表者による決議機関のことである。

いよいよ、革命の鐘が鳴らされようとしていた。